認知症予防を考えたとき、まず食べてほしい食事や食材をご紹介します。
これを意識するだけでも、将来のカラダに差が生じます。
目次
認知症予防におすすめの食材
コーヒー
フィンランドのクオピオ大学の研究者によると、ブラックコーヒーを1日3~4杯飲む習慣を持つ人はそうでない人と比べて、認知症リスクが65%も低下するようです。
カフェインが認知症を改善する効果があると考えられます。
納豆
脳神経の細胞死を防ぐには、ビタミンK2の効果が高いです。
発酵食品(納豆、味噌汁、甘酒、ぬか漬け、キムチ、ヨーグルトなど)に多く含まれており、中でも納豆には脳の伝達物質を作る時に欠かせないレシチンも豊富なのでおすすめです。
ジンギスカン
羊肉には記憶力と思考力に関わるアセチルコリンという神経物質の合成に欠かせないカルニチンが牛肉の約3倍、豚肉の約9倍含まれています。
肉を食べる場合、ジンギスカンがおすすめです。
カレー
カレーに使われるターメリックに入っているクルクミンがアミロイドβタンパクの酸性を防ぐという実験効果がでました。
また、インド人のアルツハイマー型認知症の患者数はアメリカ人の4分の1という論文も発表されています。
青魚
青魚の肉には血中の脂質を減らし、血液をサラサラにする働きがあるDHAやEPAなどが多く含まれており、認知症予防にも良いという研究結果が発表されています。
認知症予防には、できるだけ毎日食べることをおすすめします。
ご飯
ご飯を主食にしている人は、カラダに悪い飽和脂肪酸摂取や糖質の過剰摂取が抑えられ、カラダに良い不飽和脂肪酸を多く摂取していると言われています。
生活習慣病予防にが、ご飯を主食にした和食が優れています。
まとめ
上記以外にも、地中海沿岸地方で出される地中海料理はもともと生活習慣病予防に良いとされていましたが、アメリカのコロンビア大学のスカーメアス博士らの研究によれば、アルツハイマー型認知症の発症リスクを7割も下げるという効果が出ています。
地中海料理といえば、果実・野菜・豆類・魚介類で構成され赤身が少ないという特徴があり、これがガンや高血圧・糖尿病などの生活習慣病、そして認知症を防ぐ効果に繋がっています。
地中海料理によく使われるオリーブオイルには、アルツハイマー型認知症の原因となるアミロイドβたんぱくを減少させる効果があるオレイン酸が豊富に含まれています。
健康的な食事で、認知症を予防しましょう。